いやー、こんばんは!やはり朝は起きられません。笑
そしてこの季節がやってきました。
”花粉”。。。。
アレグラと同成分で若干容量が増えている安物を購入いたしました。
昨日は、JTBに行ってハネムーン挙式の予算を建てる予定でしたが、色々とあってニトリとファニチャードームへ行き、ダブルベッドと食器棚を購入しました。
これまでシングルベッドで2人寝ていたので、これまでよりも安眠になる予感、素敵です。
当然ボーナス払いです。
支払いが怖い・・・。
では、一応昨日までで「糖尿病性腎症について考える」は一旦終了にして、今日からは新しいパートの「フレイル」について書いていきたいと思います。
まずは、皆さんフレイルについてどのような印象を持っているでしょうか?
「サルコペニアのこと??」とか、
「高齢化のこと?」とか、
「なにそれ?」ってのもあると思います。
英語では「Frailty」と言いますし、
少し前まで日本では「虚弱」と言われていました。
はじめに定義からですが、2001 Fried LPによって定義づけされていて、
「フレイルとは、高齢期において生理的予備能が低下することで、ストレスに対する脆弱性が亢進して、不健康を引き起こしやすい状態である。」
では、なぜ今「フレイルなのか?」
色々と理由はあるとは思いますが、僕が思うのはやはり要支援・要介護になる原因の上位を占めるようになってきているということですね。
先ほど、どのような印象を持っていますか?
のところで、サルコペニアや高齢化、虚弱といったワードが出てきたと思います。
これらは決して間違ったイメージではなく、大きく見て正解です。
フレイルって、ざっくりと言ってしまえば、弱っている人なんです(個人の見解です。)。
当然、若年者よりも高齢者の方が弱っているでしょうし、筋肉量も違うでしょう。
まず、要支援・要介護の点で書いてみます。
高齢社会白書 内閣府によると、
要支援・要介護者の数は年々増加傾向にあり、昨年初めて600万人をうわまったとしています。
H18 435万人
22 487万人
26 607万人
そのうちわけですが、以下のようになっており、
疾患別で見れば脳卒中が全体の約17%でトップ、第2位は認知症、第3位は骨折・転倒となっています。
以下を参照。
なんとなく弱っている人、健常者よりも身体機能に衰えが生じている人がフレイルです。
最近では、認知症や転倒・衰弱・関節疾患もフレイルによって関節的に引き起こされる、あるいは直接的に引き起こされると考えられており、上記を合計すると半数以上がフレイルによって要支援あるいは要介護の認定を受けていることになります。
なので、介護という観点から考えた場合、フレイルというのは、非常に厄介な問題と言えます。
ここまでをまとめると、こんな感じでしょうか。
・フレイルとは、弱っている状態(高齢者)。
・フレイル者数は年々増加している。
・要支援、要介護の原因の大半を占める。
では、実際にどれくらいの人たちがフレイルを有しているのか?
その前にフレイルの診断基準を明確にして起きます。
現在世界的に標準化された診断基準はなく、大雑把に日々のか集い雨量が低下している高齢者をフレイルと診断している場合もありますし、Fridの作成したCHSという現在世界中で最も使用されている診断基準などなど。数えればきりがないほどです。
Catharine Rらによる5000名以上の高齢者を対象としたコホート研究によると、60歳以上で約10%、80歳以上で30%以上がフレイルであるとされています。
(Catharine R et al,Age and Ageing 2015; 44: 162–165参照)
個人的には結構な数だなーという印象です。
このように健康とされる高齢者でもこれだけの方々がフレイルを有しているわけですから、入院をされるような何かしら疾患を有している患者さんはもっと有病率が高いでしょう。
明日は、身体機能との関連を書きますので、またお願いします!!
では!!
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