こんばんは!最近花粉症のせいで不調です。
アレグラみたいなやつを飲んでいるんですが、不調です。
まあ今は耐えるしかない。。。
先週の土曜日と日曜日に伊勢志摩へプチサーフトリップへ行ってきました。
僕はセミドライのウェットスーツを持っていなかったので、まさに極寒でした。
寒すぎて鼻血とか出ましたよ。笑
集合写真です。マジで最高。
それでは、今日はフレイルの認知面について書きたいと思います。
とりあえずフレイルだと筋力は低下するし、転倒しやすくなるし、死亡率も増加するし、本当にいいことがありません。
僕がまだ大学病院で勤務している時に、転倒するカットオフ値を調べまくったことがありました。
その時に、FIMの運動機能が良くても認知機能が低ければ十分転倒する可能性があるといった論文を見たことがあり、それは今の僕の臨床でいきています。
では、フレイルの方はどうなのか?
正解からいうと、認知機能が低下しやすいです。
それはこちらのコホート研究から引っ張ってきています。
J Am Geriatr Soc. 2008 October ; 56(10): 1845–1852
outcomeをMMSEとしていて、フォロー後にどうなっているのかを検討した論文になります。
ざっくりいうと、フレイルの方は10年後にMMSEが10点ほど低下するようです。
健常な方も、いっきに認知症予備軍ですよね。
僕は認知症には詳しくないので、より細かいことは言えませんが、こんな研究があります。対策に関する研究です。
知的活動、いわゆる趣味の有無による認知症の発症率の検討です。
N Engl J Med 2003;348:2508-16.より参照していますが、
何もしていない高齢者に比べると、
・文章を読む0.65
・楽器の演奏0.31
・ボードゲーム0.26
・ダンス0.24
の発症率であったというものです。
役割の付与って大事ですね。
僕もOTとして病前よりこう行った観点で予防医学に関与していけたらいいなーって思っています。
なんとか来年度には大学院に行きます。
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