糖尿病性腎症について考える④

おはようございます。

今日は、ちょっと頑張って大学図書館に来ています。システマティックレビューやメディカルオンラインといった論文を入手することが目的です。もうすぐ国家試験ということもあり、祝日も開放しているので、とってもありがたいです。


そーいえば昨日は、ファニチャードームにベッドなどをみに行きました。

超でかいです。ダブルベッドを買おうとしたらまさかの20万円。彼女は買う気満々でしたが、僕が制止しました。笑

いくらボーナス払いといえ、20万とは・・・。

そして、館内をうろついていると面白いものがありました。


なかなか画像では伝わりにくいのですが、ピアノが勝手に音を奏でているのです。

動画だと、とってもシュールでいいかんじなんです。笑



では、今日も腎症について考えていきましょう。

昨日は、透析を導入する前に皆さん亡くなっていますよーといった内容の論文を紹介しました。この論文よりこの論文より何を読み取るかといえば、色々とあるのですが、


①何を原因として死亡しているのか?

②透析患者さんは、原因はわからないが死亡リスクが高いのではないか?

③リハビリテーションをする上で、きちんとリスク管理をできているのか?


だと思います。


まずは、

<①何を原因として死亡しているのか?>

これに関しては、こちらの論文より読み取れます。

Relation between Renal Dysfunction and Cardiovascular Outcomes after Myocardial Infarction.です。



・death from CV causes:CV(心血管疾患)による死亡

・reinfarction:再梗塞による死亡

・CHF:うっ血性心不全による死亡

・Stroke:脳卒中による死亡

・Resuscitation:蘇生


帯の色は、eGFRを示しています。ACRなどの尿蛋白値に関係なくeGFRいわゆる濾過率が減少するだけで、各死亡率は各死亡率は上昇します。

中でも多いのが、CVやCHFといった循環器(心不全)による死亡ですよね。


腎症2の段階でもう死亡リスクを有しています。しかし、だいたいステージ3くらいからでしょうか、少し帯の縦幅が増えますよね。

なので、腎症ステージ3あたりより心臓に対するリスク管理を考慮していく必要がある可能性があると思います。

逆にいえば、このステージ3という段階より心リハの概念を訓練に取り入れていけば、面白いことになりそうですよね。

まだまだ仮説ですが。




では、また明日!

リハビリテーション×スペシャリスト

<HPの概要> 理学療法士と作業療法士が、 お互い得意とする分野に関する情報発信を行い、 皆様にとって有益な情報を提供すること <大切にしている言葉> ”広く浅くから、広く深く” <担当> Yusuke:糖尿病×リハビリテーション Masashi:運動器×リハビリテーション

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